チーク
チークは腐食や摩耗などの耐久性・耐水性に優れ、シロアリや害虫などにも侵されにくい木材です。過酷な条件にも耐えるその強靱さから、昔から建物や船舶などに活用されてきました。また強いだけでなく、その木肌の美しさもあって高級家具にも使用されています。
学名/Tectona Grandis
原産地/スリランカ民主社会主義共和国
別名/インドチーク(ミャンマーチーク)
チーク(teak)は、クマツヅラ科チーク属の落葉高木の総称。アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布する。学名は「Tectona Grandis」、俗名は「Bruma Teak(ビルマチーク)」。
材質は堅く、伸縮率が小さく、水に強いので、船舶・家具などの用材や建築材として広く使用される。「チーク」という名前はインド南部ケーララ州の言葉マラヤーラム語の「thekku」に由来する。
マホガニー
マホガニーは古くから世界的な銘木として有名ですが、近年は乱伐により激減しており、現在ではほとんど伐採も輸出入も禁止されているため、入手が極めて困難な木材です。重厚な存在感と繊細で緻密な木目の美しさから、高級家具材として珍重されてきました。切削直後は柔らかなピンク色をしていますが、経年とともに深みのある色合いへと変化していきます。
学名/Switenia Macrophylla
原産地/スリランカ民主社会主義共和国
別名/ホンジュラスマホガニー
マホガニー(Mahogay)とはセンダン科マホガニー属 (Swietenia) に属する3種の木本の総称。大きく分けると下記の3種類がある。
・マホガニー Switenia mahogoni Jacq. キューバマホガニーまたはスペインマホガニーとも呼ばれる。
・オオバマホガニー Switenia macrophylla King ホンジュラスマホガニーとも呼ばれる。
・メキシコマホガニー Switenia humilis Zucc.
これら3種類がマホガニーであり、最近よく流通している「アフリカンマホガニー(カヤ属)」や「フィリピンマホガニー(ラワン属)」などは、種類が違う全く別の「マホガニーに似た木」である。
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